シニアドライバーのための交通安全のすすめ カーライフでエコライフ

シニアドライバーのための交通安全のすすめ

快適なカーライフのために今日からできること

シニアドライバーは年々増加しており、近い将来、約3人に1人がシニアドライバーとなるクルマ社会が到来します。

シニアドライバーは、加齢とともに、視力や聴力、判断能力といった心身機能が低下する場合があり、また、シニアドライバーの交通事故の件数も
近年増加しています。

■事故は、このような場面で発生しています

シニアドライバーが起こす交通事故は、3分の1以上が安全不確認によるものです。特に、一度に複数の危険ポイントを確認しなければならない場面で、事故は起きやすくなります。

<安全不確認の割合>
全年齢合計:31.8%、60才以上:35.2%

出典:「交通統計」平成22年版 財団法人 交通事故総合分析センター

事故の発生場面

・信号のない交差点での出会い頭事故
・右折時の対向車との接触事故
・車線変更時の前方走行車との接触事故
・構内でのバック時の物損事故

安全運転力をチェックしてみましょう!

<チェック項目>

□ 通り慣れた交差点で、急に飛び出してきた自転車や歩行者とぶつかりそうになったことがある。

□ 車線変更の際、安全確認を行ったつもりが、気がつけば前方に車が迫っていたことがある。

□ 右折時、対向車の陰から二輪車が直進してきて、接触しそうになったことがある。

□ 駐車の際、身についた車両感覚でバックすることが多い。

→チェック項目に1つでもチェックがある場合

「必要な注意・確認」ができていますか?
慣れた道であっても、十分な減速や目視の確認を行い、
死角に人や物があった場合でも対応できるよう、
必要な注意・確認を実施することが大切です。

→「確認したつもり」になっていませんか?

周囲の確認よりも運転操作が先行してしまうと、急な飛び出しや、
他の車の予想外な動きに対応ができず、事故につながる恐れがあります。

事故防止のためには、自分の運転を過信せず客観的に評価し、
安全運転の基本動作が常にできているか意識することが重要です!

カーライフでエコライフ

実践してみましょう!

環境に優しい「エコ安全ドライブ」は、「安全運転」にもつながっています。
ご自分にできそうなものから、無理のない程度に取り組んでみましょう。

 自動車修理でできる「エコ」、活用しましょう!

自動車を修理する際には、
「リサイクル部品」の活用をぜひご検討ください。

・リサイクル部品は、一定基準以上の安全品質が保証されています。
・リサイクル部品を利用すれば、CO の排出量を削減できます。
・リサイクル部品を使うと廃棄物も減らせるため、循環型社会にも貢献できます。
・修理に必要な経費も抑えられ、経済的です。

エコ安全ドライブ5か条

1.ふんわりアクセル「eスタート」
2.早めのアクセルオフ
3.加減速の少ない運転
4.車間距離は余裕をもとう
5.タイヤの空気圧をこまめにチェック

出典:「交通統計」平成22年版 財団法人 交通事故総合分析センター
社団法人 日本損害保険協会