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コラム ---竜巻から身を守る 竜巻は発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻きで、
その威力はあらゆるところに甚大な被害をもたらします。 今回は、竜巻から身を守るための対策について抜粋します。 日本における主な竜巻災害[1990年以降]
被害状況から竜巻の強さ・規模を推定する際に利用されます。 ※2 死傷者/家屋被害は防災機関等の資料を基に集計しました。 竜巻以外の被害も含まれている場合があります。 ■ 竜巻の現象●発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻き ●ろうと状や柱状の雲を伴っている ●台風、寒冷前線、低気圧などに伴って発生 ●短時間で狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらす 被害は、長さ数km、幅数十〜数百mの狭い範囲に集中します ●移動スピードが非常に速い場合がある 過去に発生した竜巻の中には、時速約90km(秒速25m)で移動したものもあります ■ 竜巻注意報が発表されたら・・・ 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、
頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 ★特に・・・ 人が大勢集まる屋外行事 ・テントの使用や、 子供、高齢者を含む屋外活動 ・高所、クレーン、足場等での作業 上記のように安全確保にある程度の時間を要する場合には、 早めの避難開始を心がけましょう。 ■ 「発達した積乱雲の近づく兆し」とは・・以下のような状況になると、 竜巻の発生するような発達した積乱雲が、 あなたの間近まで近づいている可能性があります。 ◆真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる ◆雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする ◆ヒャッとした冷たい風が吹き出す ◆大粒の雨や「ひょう」が降り出す (注)発達した積乱雲が近づいた場合の代表的な現象を記したものです。 しかし、これらの現象が必ず発生するとは限りませんし、はっきりしない場合もあります。 異変を感じたら、早めの避難を心がけてください。 ■ 身の安全を確保するためには…「竜巻」が身近に迫ったら… すぐに身を守るための行動をとってください!! ■屋外では ・頑丈な構造物の物陰に入って、身を小さくする ・物置や車庫・プレハブ(仮説建築物)の中は危険 ・シャッターを閉める ・電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり、危険 ■屋内では ・家の1階の窓のない部屋に移動する ・窓やカーテンを閉める ・窓から離れる。大きなガラス窓の下や周囲は大変危険 ・丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守る 参考:気象庁HP/ http://www.jma.go.jp/jma/index.html リーフレット「竜巻から身を守る」 |
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